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以下Shogi Variantsの和将棋ソフトのルール変更方法をかいつまんで記載。このレトロ ゲームソフトは、自己解凍型のLHArcで展開すると、指定した場所に、exe実行 ソフトの他に、dllファイル等をバラバラに散漫展開するだけで、コントロールパネル のプログラムと機能で、登録されたプログラム一覧の中にソフトの名前が見えるように ならない。そもそもLHArcで凍結すると、900キロバイト前後しか大きさが無い。 マイドキュメントのルートで展開するのが、実行ファイル行方不明にならないので便利。 ところで、実行できるように部品をマイドキュメントフォルダーに例えば展開すると、 dataという安直な名前のフォルダー(サブディレクトリ)を作ってその中に、 ルールデータを、テキストファイルで、将棋種類ごとにファイルを作成して使用している。 和将棋のファイル名は、wa.datという、全く安直な名前だ。そこで、コンパネで拡張子 が表示されるように、windowsのファイル操作を調整して、メモ帳で読めるように、 wa.txtに名前を変えると、データファイルの内容がメモ帳で読める。 データファイルの4行目の、1,Crane-King,CK,999,0,0,1,0,1,1,1,1,1,1,1,1,0,1,から、 35行目の31,Cloud-Eagle,+SO,13,0,0,31,14,64,64,1,1,3,3,1,1,0,4,1までに、 和将棋の駒の動かし方ルールが書いてあるのは、一瞥してほとんど見えてるし、 数字が始まってから6個目からの後8つ組が、駒の動かし方ルールであって、 前・後・右・左・右前・左前・右後ろ・左後ろなのも、数値の内容から判る。大局将棋 の升目が36で、64より小さいので、走りを64にしただけで、走り数の最大値が 数値の意味なのも、ほとんど自明。 そこで、問題の燕羽の英訳swallow wingを探すと、変更すべき場所は 2か所あり、13番と28番である。2か所有るのは、鳫飛が燕羽に成るからだ。 13番は、 13,Swallow's Wings,SW,8,12,19,13,19,1,1,64,64,0,0,0,0,0,3,1 これを、 13,Swallow's Wings,SW,8,12,19,13,19,0,0,64,64,1,1,1,1,0,3,1 こう直す。28番は、鳫飛が燕羽に成る分であり、 28,Swallow's Wings,+FGs,8,0,0,28,7,1,1,64,64,0,0,0,0,0,3,1 上が元データ。これを 28,Swallow's Wings,+FGs,8,0,0,28,7,0,0,64,64,1,1,1,1,0,3,1 に変えれば良いのは、ほとんど当たり前だ。変える前に、wa.datをwa.orgにコピーして から、変えたwa.txtの名前を、wa.datに変えればおしまい。 正しく変えられたかどうかは、駒の動かし方指導をonにして、横飛として燕羽が動ける ように駒位置を移動してから、横行の動きが横飛に、直ったかどうかを確かめればよい だけだ。 |